せいりき鍼灸整骨院

せいりき鍼灸整骨院 代表
勢力匡展さん
 今よりもっと患者さんを元気にしたい、健康にしたい。そんな思いから日々心がけているのは、「生涯勉強です」と語る勢力さん。
 私の両親は鍼灸マッサージ師で、マッサージや鍼などの仕事を間近で見て育ちました。その頃は〝鍼は怖い〟というイメージしかありませんでした。そのイメージが変わったのは高校生の時。スキーに行く直前に足首を捻挫。歩くのも辛く、そのとき初めて父親に鍼を打ってもらいました。途端に状態が良くなり、無事スキーを楽しむことができました。
 「お父さんすごい!」素直に感動しました。
 しかし、私は治療家の道を目指しませんでした。視覚に障害のある両親の事でからかわれた経験があったためです。大学卒業後は、やりたい事も見つからず、フリーター生活。焼肉店の店長の仕事に打ち込みましたが、自分の人生を見つめなおしたとき、「やはり何か手に職をつけよう」と考えるようになりました。
 改めて【治療家】という仕事を考え直したとき、たくさんの人から頼りにされ、ありがとうと感謝される素晴らしい仕事だという事に気付き、【治療家】になる事を決意しました。柔道整復師の免許を取得後、名古屋の整骨院で勤務。治療家としてもっと腕をあげたいという思いから鍼灸の専門学校の門を叩きました。お金もないため両親の仕事を手伝いながら学校に通いました。
 振り返ると、自分の人生を変えてくれたのはそのときの両親の施術ぶりでした。重傷の腰痛患者さんを見事に治す父の施術を見て、尊敬の念を抱くとともに、自分も知識と経験を積んで父を超えたいという思いも芽生えました。
 鍼灸師の免許を取得後、「自分の力を試したい」「より多くの人を健康にしたい」という思いが強くなり、妻の地元でもある豊橋で開院。治療家として、技術を磨くのはもちろん、スタッフの教育や患者様との関係等、人間力をもっと身に付けていきたいと思います。
豊橋への想い
 一般的に保守的で「豊橋には何にもない」という人がいますが、新幹線は停まりますし、コンサルタントで全国を回っていると、例えば「豊橋カレーうどん」など紹介するネタが沢山ありますね。決して保守的ではない住みやすい街だと思います。
 ただ、スポーツの競技施設が少ないように思います。
 子供の未来の選択肢を増やすためにもいろいろなスポーツ競技施設があればと思います。
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